Power Automate Desktop 「Word を閉じる」アクション

2024年2月19日

English version.

Word を起動する」か「実行中の Word に接続する」で開いたWordファイルを閉じて保存するアクションです。

閉じずに保存だけを行いたい場合は「Word を保存」を利用します。

利用方法

アクション」の「Word」より「Word を閉じる」をドラッグします。

パラメータの設定画面が表示されるので値を指定します。

パラメータ

Word インスタンス

保存するWordファイルを指定します。

この項目には「Word を起動する」か「実行中の Word に接続する」で生成された変数を指定します。

Word を閉じる前

以下から選択します。

指定説明
ドキュメントを保存しない保存せずに閉じます。
ドキュメントを保存更新内容を保存します。
名前を付けてドキュメントを保存保存先と形式を追加指定します。

ドキュメント形式

「Word を閉じる前」が「名前を付けてドキュメントを保存」の場合にのみ、ファイルの保存形式を指定します。

基本的には「規定(拡張機能から)」を指定します。

ドキュメント パス

「Word を閉じる前」が「名前を付けてドキュメントを保存」の場合にのみ、ファイルの保存場所を以下の何れかの方法で指定します。

変数を指定する場合は「ファイルの選択ダイアログを表示」で

ツール利用者がファイルを選択するケースがメインになるでしょう。

指定ファイルが既に存在する可能性がある場合、事前に存在チェックをすることを推奨します。

生成された変数

このアクションには存在しません。

エラー発生時

必須ではありませんが、必要があればエラー処理を行います。

何らかの理由でWordドキュメントを保存できないエラーを検知します。

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