Excel オートフィルで連続データができない場合の原因と対処方法

2019年12月11日

オートフィルは少ない手間の操作で

1、2、3…と連番を作る機能ですが

正常に機能しない場合があります。

この記事ではその原因と対処方法を紹介します。

原因と対処方法

数式をオートフィルしたが同じ数値になる場合

「計算方法」の設定

重いブックの場合は数式の自動計算を

解除している場合があります。

その場合は数式をオートフィルしても

想定の動作にはなりません。

「数式」より「計算方法の設定」を確認し

「自動」になっているかを確認します。

他の設定の場合、自動に変えるか

オートフィルをしたあと[F9]キーを押して

手動計算をする必要があります。

「計算方法の設定」を「自動」にする図解

意図せず「手動」設定にしてしまう場合もありますが、

数式が多くて動作が重いブックでは

意図して「手動」にする場合もあるため

他の人が作成したブックでは注意が必要です。

セル指定に$(絶対参照指定)が含まれる

セル指定の$はオートフィルやコピーでも

位置を変えずに固定するための指定です。

[F4]キーを押してしまったり

何らかの機能で自動的に数式を作成すると

$が追加される場合があるため

変化させたい場所に$がないかを

確認する必要があります。

マウスポインタが十にならない場合…「フィルハンドル」の設定

通常、 セルの右下にマウスを合わせると

十の形のフィルハンドルに変わります。

もしそうならない場合はオプションで

オートフィルが出来ない設定になっています。

「ファイル」より「オプション」を開き、

「詳細設定」を選択します。

「フィル ハンドルおよびセルの

 ドラッグ アンド ドロップを使用する」

がチェックされている状態にします。

(チェックなしだとオートフィルが使えません)

フィルハンドルの設定の図解

そもそもオートフィルに対応していない

単純な規則性を再現するのがオートフィルです。

それを超える場合は数式を組むことを考えましょう。

どのようなものが対応しているかは

「ホーム」、「連続データの作成」で

確認することが出来ます。

「ホーム」、「連続データの作成」を開く図解

日付の場合は月や年、週日(同一曜日)

数値の場合は加減乗除など

(減算は負数を指定、除算は少数を指定)

増減値を設定した柔軟な利用が可能です。

「連続データ」ダイアログのキャプチャ

アルファベット

アルファベットは出来そうで出来ません。

ユーザ設定か関数で対応する必要があります。

数値が複数ある

オートフィルは最後の数値を連続データとし

その他を繰り返す性質があります。

下のような例では後ろの数字を連続データにし、

前の数字は繰り返してしまいます。

(B2だけオートフィルすると前の1が固定)

両方とも連続データとしたい場合は

文字列などを利用して数式を組みましょう。

この例では連番セルを別途、用意して

文字列結合を設定するのが比較的簡単です。

連番セルを別途、用意して文字列結合を設定するキャプチャ

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