Power Automate 「タスクが自分に割り当てられるとき(Planner)」トリガー
「タスクが自分に割り当てられるとき(Planner)」トリガーは、
Plannerタスクの担当者としてコネクタのログインユーザが
割り当てられた時に起動するトリガーです。
タスク作成時に割り当てられても、既存タスクに割り当てられても起動します。
この記事では、その使い方を紹介します。
利用方法
「作成」より「自動化したクラウド フロー」を選択します。
「フロー名」に任意の名前を指定し、「タスクが自分に割り当てられるとき(Planner)」を選択します。
両方を指定すると「作成」の色が変わるのでクリックします。
フローが表示されます。(オプションはありません)
後続のアクションを指定し、フローを保存すれば
コネクタのログインユーザが担当者に割り当てられた時に起動するようになります。
動的なコンテンツ
その後のステップで動的なコンテンツとしてタスクを登録したユーザの情報や、
期限などの情報を取得することが可能です。
(多いので実用性の高いものを抜粋)
項目 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
ID | 文字列 | タスクの一意識別子。 |
バケットID | 文字列 | バケットの一意識別子。 |
プランID | 文字列 | プランの一意識別子。 |
達成率 | 整数 | タスクの進行状況。 ・開始前 … 0 ・処理中 … 50 ・完了済み… 100 |
優先度 | 整数 | タスクの優先度。 ・緊急 … 0~1 ・重要 … 2~4 ・中 … 5~7 ・低 … 8~10 |
参照数 | 整数 | 添付ファイルの数 |
作成者 ユーザー ID | 文字列 | 作成者のOffice 365 ユーザー ID。 |
作成者 ユーザー 表示名 | 文字列 | 作成者の表示名。筆者の環境では空白でしたので (環境によって異なる可能性があります) 「Office 365 ユーザー」コネクタの 「ユーザー プロフィールの取得」アクションで 表示名を取得しました。 |
タイトル | 文字列 | タスクの名称です。 |
開始日時 | 文字列(日時) | タスクの開始日時を取得します。 協定世界時のため日本の時刻への調整が必要です。 |
作成日時 | 文字列(日時) | タスクの開作成日時を取得します。 協定世界時のため日本の時刻への調整が必要です。 |
期限日時 | 文字列(日時) | タスクの期限日時を取得します。 協定世界時のため日本の時刻への調整が必要です。 |
完了日時 | 文字列(日時) | タスクの完了日時を取得します。 協定世界時のため日本の時刻への調整が必要です。 |
説明があります | ブール | メモに入力があるかを取得します。 ・入力あり…True ・入力なし…False |
ピンク | ブール | ピンクのラベルが設定されているかを取得します。 ・設定…True ・未設定…空白(今後、変わる可能性あり) |
赤 | ブール | 赤のラベルが設定されているかを取得します。 ・設定…True ・未設定…空白(今後、変わる可能性あり) |
黄 | ブール | 黄のラベルが設定されているかを取得します。 ・設定…True ・未設定…空白(今後、変わる可能性あり) |
緑 | ブール | 緑のラベルが設定されているかを取得します。 ・設定…True ・未設定…空白(今後、変わる可能性あり) |
青 | ブール | 青のラベルが設定されているかを取得します。 ・設定…True ・未設定…空白(今後、変わる可能性あり) |
紫 | ブール | 紫のラベルが設定されているかを取得します。 ・設定…True ・未設定…空白(今後、変わる可能性あり) |
割り当て | アレイ(配列) | タスクの割り当てユーザの一覧が アレイ(配列)として格納されています。 コントロールの「Apply to each」の中で 以下の動的なコンテンツを利用可能です。 ・割当先のユーザID…担当者のOffice 365 ユーザー ID ・割当担当者のユーザID…割り当てた人のOffice 365 ユーザー ID ・オーダーヒント |
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