Power Automate Desktop「テキストの置換」アクション
テキストを検索と置換を行うアクションです。
ExcelのSUBSTITUTE関数に近い機能です。
利用方法
「アクション」の「テキスト」より、「テキストの置換」をドラッグします。
パラメータの設定画面が表示されるので値を指定します。
パラメータ
解析する・検索するテキスト
解析するテキストの中から、検索するテキストを探して置換します。
一致するテキストが複数ある場合は、すべてが置換対象になります。
検索と置換に正規表現を利用する
ONにすると検索するテキストを正規表現として扱います。
正規表現は多岐に渡りますが多用する代表的なものは次の通りです。
例として、「aB1C2dE」という文字列を解析します。
指定 | 説明 | 結果(赤字部分) |
---|---|---|
[0-9] | 数値 | aB1C2dE |
[a-zA-Z] | アルファベット | aB1C2dE |
B.*2 | Bから始まり2で終わる | aB1C2dE |
大文字と小文字を区別しない
ONにすると区別なしで検索します。
置き換え先のテキスト
置換するテキストを指定します。
エスケープシーケンスをアクティブ化
置き換え先のテキストに特殊な文字を利用するかを指定します。
代表例は次の通りです。
指定 | ONの場合の結果 |
---|---|
\t | TAB |
\n | 改行 |
\r | キャリッジ リターン |
生成された変数
アクションの結果が格納されます。この変数名は変更可能です。
同一アクションを複数、使用する場合は、どのような値かを示す名前に変更推奨です。
Replaced
置換後のテキストが格納されます。
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