Power Automate 「アイテムまたはフォルダーへのアクセス権の付与(SharePoint)」アクション
SharePoint上のファイルやリスト項目への、共有用のURLとアクセス権限を設定するアクションです。
利用方法
フローにステップを追加する際に「SharePoint」コネクタを選択します。
「アクション」より「アイテムまたはフォルダーへのアクセス権の付与」を選択します。
「アイテムまたはフォルダーへのアクセス権の付与」ステップが追加されるのでパラメーターを設定します。
パラメーター
サイトのアドレス
共有する対象が存在するSharePointのグループを指定します。
一覧またはライブラリ
共有する対象がファイルの場合は、「Documents」を選択します。
共有する対象がリスト項目の場合は、項目が所属するリスト名を選択します。
ID
リスト項目やファイルの一意識別子を指定します。
PowerAutomate上では選択できないため多くの場合、動的なコンテンツを指定します。
ファイルの場合、次のアクションやトリガーの動的なコンテンツを利用します。
- 「ファイルの作成」アクション
- 「ファイルの更新」アクション
- 「フォルダーの一覧」アクション
- 「ファイルのコピー」アクション
- 「ファイルの移動」アクション
- 「パスによるファイル メタデータの取得」アクション
- 「ファイルが作成されたとき(プロパティのみ)」トリガー
- 「ファイルが作成または変更されたとき (プロパティのみ)」トリガー
リスト項目の場合、次のアクションやトリガーの動的なコンテンツを利用します。
- 「複数の項目を取得」アクション
- 「項目の作成」アクション
- 「項目の更新」アクション
- 「項目が作成されたとき」トリガー
- 「アイテムが作成または変更されたとき」トリガー
受信者
共有対象のメールアドレスを指定します。
メールアドレスが複数ある場合は、一つずつメールアドレスを指定するか、";"で繋げます。
ロール
共有の種類を選択します。
- Can edit…編集可能
- Can view…読み取り専用
メッセージ
通知メッセージの本文を指定します。
「受信者への通知」が「はい」の場合のみ、設定します。
受信者への通知
「はい」の場合、「受信者」に共有用のURLと「メッセージ」で指定した内容のメール通知を送信します。
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