Excel 初歩的な集計関数。合計(SUM関数)、件数(COUNT関数)、最大(MAX関数)、最小(MIN関数)、平均(AVERAGE関数)

2021年11月6日

Excelには数多くの関数が存在しますが

その中でも代表的、基本的なものの用途と使い方を紹介します。

初歩的な集計関数一覧

関数機能
SUM指定した数値の合計値を表示
AVERAGE指定した数値の平均値を表示
COUNT指定した数値の個数を表示
MAX指定した数値の最も大きい数値を表示
MIN指定した数値の最も小さい数値を表示
PRODUCT掛け算を行う
基本的な集計関数の使用

使用方法

=関数(数値1,数値2・・・)

数値は「SUM(12,15)」のように式に直接、記述しても計算可能ですが、

「SUM(A12:A15)」のようにセル指定が一般的な使い方です。

式をキーボードで直接入力してもよいですが、

(慣れるとそちらも方が速いかもしれません)

Σボタンで簡単に入力できます。

Σボタンによる入力

ホームのΣボタンを押すと自動でSUM(合計)関数が、

横の▼マークを押すと対応した関数が自動入力されます。

Σマーク押下直後

範囲の指定が問題なければそのままエンターキーで確定させます。

範囲を変更する場合は、そのまま集計の開始セルをクリックし、

マウスのボタンを押したまま終了セルまでドラッグします。

セル範囲調整後

数値以外を含める場合

関数の中には末尾にAを付けることによって、

数値以外を含めることが可能なものがあります。

関数機能
AVERAGEA数値以外も含めた平均を取得
COUNTA空白以外の件数を取得
MAXA空白や論理値も含めて最大の値を取得
MINA空白や論理値も含めて最小の値を取得

一般的な用途には殆ど使いませんが、

COUNTAだけは出番が多い関数です。

Aなしでは数値セルの数を数えるのみですが、

COUNTAでは文字列や日付も数えます。

COUNTでうまく個数が取れない場合は

A付きの関数を試してみましょう。

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