Excel 空白や論理値も含めて最小の値を取得(MINA関数)
MINA関数はMIN関数の拡張版です。
MIN関数は数値しか含めませんが
数値以外の値も一定のルールで含めます。
この記事ではその仕様と使用例を紹介します。
仕様
MIN(数値1~255) <数値1~255> 最小値を取得する数値セットをセル範囲、 またはカンマ区切りで指定。
数値以外のルール
値 | 結果 |
文字列(空白文字列) | 0 |
空白セル | 無視 |
TRUE | 1 |
FALSE | 0 |
使用例
空白セルが含まれる例です。
MIN関数でもMINA関数でも無視されます。
ただし数式や関数の結果、
空白の文字列の場合は、
文字列扱いされて0になります。

MIN関数では論理値を無視しますが、
MINA関数ではTRUEが1、
FALSEが0として扱われます。
論理値の列に対して使用すると
FALSEが1つあれば0になるため
FALSEの存在判定に使用可能です。
(AND関数でも同じことが可能です)

文字列が含まれる場合、
MIN関数は無視しますが、
MINA関数では0として扱います。

MIN関数でもMINA関数でも
エラーが含まれるとエラーになります。

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