Power Automate 「パスによるファイルコンテンツの取得(Google Drive)」アクション

2023年9月6日

English version.

「パスによるファイル コンテンツの取得(GoogleDrive)」は

GoogleDriveの任意のファイルの内容(コンテンツ)を取得するアクションです。

このアクションで対象とするファイルは

GoogleドキュメントのようなGoogle Drive特有のファイルでなく、

一般的なテキストファイル、画像ファイル、Officeファイルなど、

そのままダウンロード可能なファイル形式に限ります。

利用方法

フローにステップを追加する際に「Google Drive」コネクタを選択します。

「標準」の少し下の方にあります。

「Google Drive」コネクタを選択

「アクション」より「パスによるファイルコンテンツの取得」を選択します。

「アクション」より「IDによるファイルコンテンツの取得」を選択

「パスによるファイル コンテンツの取得」ステップが追加されるのでパラメーターを設定します。

ファイルパスは必須項目でファイルパスを指定します。

キー入力でも右のディレクトリアイコンのピッカーでファイルを選択でも指定可能です。

IDによるファイル コンテンツの取得」と違い中身もファイルパスです。

指定ファイルを削除してから、同名ファイルを作成しても機能します。

パラメーターを設定

例えば下記のようなアクションやトリガーからファイルコンテンツは取得できます。

その後のステップで指定ファイルの内容を動的なコンテンツ「ファイルコンテンツ」として

ファイル作成ファイル更新に利用します。

ファイル名は動的なコンテンツで取得できないので固定で指定するか

別途、メタデータを取得する必要があります。

アクション・トリガー種類動的なコンテンツ
キー入力で固定指定--
ファイルが作成されたとき(プロパティのみ)トリガー名前
ファイルが変更されたとき(プロパティのみ)トリガー名前
フォルダー内のファイルのリスト(OneDrive)アクション名前
パスによるファイル メタデータの取得(OneDrive)アクション名前
パスを使用したファイルのコピー(OneDrive)アクション名前
パスを使用したファイルの移動または名前変更(OneDrive)アクション名前
URL からのファイルのアップロード(OneDrive)アクション名前
フォルダー内のファイルのリスト(GoogleDrive)アクションName
IDによるファイル メタデータの取得(GoogleDrive)アクションName
パスによるファイル メタデータの取得(GoogleDrive)アクションName
ファイル名を取得する方法一覧

このファイルコンテンツはOneDriveに保存することも可能です。

「IDによるファイル コンテンツの取得」との使い分け

IDによるファイル コンテンツの取得」と似ていますが、下記の点が異なります。

相違点IDによるファイル コンテンツの取得パスによるファイル コンテンツの取得
取得元の指定方法ファイルのIDファイルパス
適切な場面他のアクションで取得した動的なコンテンツで取得元を指定する場合ファイルが削除される可能性がある場合。
パスをテキストで指定したい場合。

Power Automateを効率的に習得したい方へ

当サイトの情報を電子書籍用に読み易く整理したコンテンツを

買い切り950円またはKindle Unlimited (読み放題) で提供中です。

Word-A4サイズ:1500ページの情報量で

(実際のページ数はデバイスで変わります)

基本的な使い方から各トリガー/アクションの詳細な使い方、

頻出テクニック、実用例を紹介。(目次

体系的に学びたい方は是非ご検討ください。

アップデートなどの更新事項があれば随時反映しています。(更新履歴

なお購入後に最新版をダウンロードするには

Amazonへの問い合わせが必要です。

関連記事