Power Automate Desktop メールマガジンを送信(Excelブックから1行ずつメール送信)
次のような送信先メールアドレスが1行ずつ記載されているブックを読み込んで
1行ずつメール送信する方法を紹介します。
例の項目以外にもCC、BCC、添付ファイルも指定可能です。
Robin言語(コピー&ペースト用)
Power Automate Desktopにコピー&ペーストして利用可能です。
Excel.LaunchExcel.LaunchAndOpenUnderExistingProcess Path: $'''C:\\Test\\Src.xlsx''' Visible: False ReadOnly: True Instance=> ExcelInstance
Excel.SetActiveWorksheet.ActivateWorksheetByName Instance: ExcelInstance Name: $'''Sheet1'''
Excel.GetFirstFreeColumnRow Instance: ExcelInstance FirstFreeColumn=> FirstFreeColumn FirstFreeRow=> FirstFreeRow
LOOP LoopIndex FROM 2 TO FirstFreeRow - 1 STEP 1
Excel.ReadFromExcel.ReadCell Instance: ExcelInstance StartColumn: 1 StartRow: LoopIndex ReadAsText: False CellValue=> MailAddress
Excel.ReadFromExcel.ReadCell Instance: ExcelInstance StartColumn: 2 StartRow: LoopIndex ReadAsText: False CellValue=> Name
Excel.ReadFromExcel.ReadCell Instance: ExcelInstance StartColumn: 3 StartRow: LoopIndex ReadAsText: False CellValue=> Title
Email.SendEmail.Send SMTPServer: `` Port: 25 EnableSSL: False AcceptUntrustedCertificates: False SendFrom: `` SendTo: `` Body: $'''''' IsBodyHtml: False
END
フロー作成
まず最初に「Excelの起動」を設置し、開くブックを指定します。
特に更新する用事がなければ読み取り専用で開きましょう。
次に「アクティブなExcelワークシートの設定」でメール送信先の記載されているシートを指定します。
次に「Excel ワークシートから最初の空の列や行を取得」を設置します。
順番通りに設置していれば設定するオプションはありません。
次にLoopを設置します。
Loopのオプションは次のように設定します。
項目 | 設定値 | 備考 |
---|---|---|
開始値 | 2 | ブックの先頭行がヘッダでなく データであれば1を設定します。 |
終了 | %FirstFreeRow - 1% | |
増分 | 1 |
次にLoopの中に「Excel ワークシートから読み取り」を取得する項目の数だけ設置します。
Excel ワークシートから読み取りのオプションは次のように設定します。
項目 | 設定値 | 備考 |
---|---|---|
先頭列 | 取得する列の番号 | A列を1とした連番 A列であれば1、B列であれば2… |
先頭行 | %LoopIndex% | |
生成された変数 | 項目名 |
次にLoopの中にメールを送信するアクションを設置します。
Outlookに登録しているメールアドレスで送信する場合は「Outlook からのメール メッセージの送信」、
それ以外は「メールの送信」を利用します。
もしGmailで送信する場合は事前にGoogle側の設定も必要です。
本文パラメーターを設定するとセルの内容を組み込むことが可能です。
(この例では送信先の氏名のみ)
本文に使うセルにセル内改行がある場合、メール本文にも改行として反映されます。
(HTMLメールの場合、<br>タグである必要があります)
最後に「Excelを閉じる」を設置してExcelブックを閉じて終了です。
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